Berryz工房の成長と進化を見た!!・・・「Berryz工房コンサートツアー2008秋〜ベリコレ!〜」初日公演に参戦して・・・(ネタバレあり)


2008年9月6日(土)、
八王子市民会館で行われた
Berryz工房コンサートツアー2008秋〜ベリコレ!〜」
ツアー初日の初公演である昼公演と夜公演に参戦しました。
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八王子市民会館は初めて行く会場で、
新幹線で新横浜駅で降りて、横浜線八王子駅まで行き、
歩いて、ちょうど15分で会場に到着・・・13時50分ころです。
夏の盛りを過ぎたとはいえ、やはり暑い日になりました。
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まず見たのが、真野ちゃんのCD販売コーナー。
真野恵里菜ちゃんが八王子公演のオープニングアクトに登場し、会場でシングル『マノピアノ』購入の先着500名で握手会が行われることが、前日に発表になっていたからです。
真野ちゃんといえば、6月29日にあったお披露目握手会イベントには、ゲストの佐紀ちゃんとの握手目当てで申し込んだものの、落選した経緯があるので、縁がないものと思っていたんですが、
夏のハロコンで聞いた「マノピアノ」が結構良かったので、再び聞くことができるのはラッキーだと思ったし、
握手会にも参加できればいいなあとも思ってたんです。
ただ、午前10時CD販売開始なので、どうかなあと思ってたんですが、
開演70分前の段階で、まだ何十枚という単位で残っていたので、無事ゲット。握手券を手に入れました。
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で・・次にグッズコーナーですが、外のグッズ売場が、意外と混んでない・・・。
なので、グッズ列に並んで、15分ほどで買い終わりました。
去年の夏ツアー初日とか今年春のバトルツアー初日では、グッズ購入にかなり時間を要したので、覚悟していったのに、
あっさり買えて、拍子抜けするぐらいです。
(夜公演の前は、会場内のグッズ売場に、ほとんど客がいない状態・・・)
ただし・・・雅ちゃんBDTシャツだけは売り切れてました。雅推しの名護さんば無事ゲットしたそうですが・・・。
お目当ての佐紀ちゃんソロTシャツセットをゲットしたので、
しばらくして入場列について、会場入り。
早速、佐紀ちゃんソロTシャツとリストバンドを着用しました。

去年のBerryz宮殿ツアーの時と同じく紫色なので、違和感なく着られました。
(バトルツアーの佐紀ちゃんソロTシャツは黄色で、やはり原色の目立つ色だったから、若干、抵抗があったんです・・・。)
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開演前に、久しぶり(山梨バスツアー以来)にガトーさんと再会して、しばし歓談。
10分前には席に着きました。
昼公演の席が、2階の39列(後ろから2列目)の左ブロック。
まあ、ツアーの初公演で、どんな曲をどんな構成でやるのか、全くわからない状態なので、
様子見と考えれば、まあ、妥当なところでしょうか。
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開演前に、オープニングアクトマノピアノ
何度聞いても良い曲ですね。真野ちゃんのピアノや歌声も良いと思います。
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で・・・開演時間をすこし過ぎた15時7分ころ開演。
やはりステージは遠い・・・
でも、良い感じで楽しめました。
公演の中身の話は、後に回して、
16時51分終了。公演時間は1時間45分ほどです。。
Tシャツが汗でビショビショになるほど、熱い公演でした。
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昼公演の後、真野ちゃんとの握手会です。
会場外の握手会列に並んで、しばらくして、どんどん列が進んでいき、
並んでから20分ほどで、会場のロビーというか、廊下の壁際にいる真野ちゃんと握手。
列が、いったん真野ちゃんの前を横切って、ユーターンするようになっていたので、
握手の様子がよくわかったんですが、
普通の高速握手会みたいに、いきなり向こうから「ありがとうございました。」と言ってこないんですね。
まず、こちらの話を聞こうという趣旨だと思うのですが、それほど強引な引き剥がしもないので、
何も言うことがない人だと沈黙になっちゃいますね。
私は・・・「すてきな曲ですね。頑張ってください。」と言って握手、
真野ちゃんの「ありがとうございました。」という声がキレイで、間近で見るとキレイな顔、そして、手が柔らかかったです。
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夜公演までは、マルさん、きのっぴさんらと会場外で歓談して、
開演40分ほど前に入場。
夜公演は、1階13列の中央から1つ左ブロック。
やはり、近いといいですね。
表情も直によくわかるし、佐紀ちゃんだけにフォーカスロックオンできるから・・・。
18時30分の開演を少し過ぎて、オープニングアクトを経て、開演。
20時20分終演。恒例の「ベリーズ最高」コールが沸き起こってました。
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さて、公演の中身の話です。
セットリストはセンチュリーランドさんより拝借。

HAPPY! Stand Up
MC
この指とまれ
行け 行け モンキーダンス
VTR(メンバー紹介)
笑っちゃおうよBOYFRIEND
MC
ガキ大将
ジンギスカン
MC
バカにしないで (清水・夏焼・熊井・菅谷)
Ah Merry-go-round (清水・嗣永)
恋の呪縛
夢を一粒〜Berryz仮面 Endingテーマ〜
漫才(清水・夏焼・嗣永・須藤)
REAL LOVE (菅谷)
恋してる時はいつも…(清水・嗣永・須藤・菅谷・夏焼)
MC(徳永・熊井)
21時までのシンデレラ(徳永・熊井)
秘密のウ・タ・ヒ・メ
CLAP!
MC
素肌ピチピチ
付き合ってるのに片思い
友情純情oh青春

アンコール

RE
MC
スッペシャルジェネレーション

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アルバム「5(FIVE)」の曲披露が中心になることは、当然、わかっていました。
でも・・・発売が9月10日ですから、まだ聞いてません。
ラジオ「起立!礼!着席!」で2曲公開されたらしいんだけど、聞いてません。
また、着うたフルでも全曲公開されてるんですが、1曲315円では、全曲買ったら、アルバムを普通に買うのと同じ・・・バカらしい。
せめて佐紀&桃子の曲だけでも聞いておこうかとも思ったのですが・・・やめました。
私は現場第1主義で、シングルでもアルバムでも、歌だけ聞いて、価値を判断しないことにしてます。
Berryz工房は歌とダンスのグループなのだから、ダンスが付いて初めて曲として成り立つわけだからです。
ならば・・・どっちみち、歌だけ聞いても良し悪しはわからないんなら、現場でダンス付きのを見れば良いじゃないか・・・。
そう思って、アルバム曲は1曲も聞かず、ぶっつけ本番で臨むことにしました。
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その判断は、正解でした。
歌だけ聞くと、どうしても先入観を持ってしまうから、ダンス付きで見た時に、まっすぐな気持ちで受け止められないことがあるんですが、
今回は、始めから、ダンス付きの状態で聞くことができて、
素直な気持ちで、それを受け止めることができました。
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それを1番如実に感じたのは、
佐紀&桃子の「Ah Merry-go-round 」です。
前の曲で4人が左方に退出した後に、桃子ちゃんが右方から出てきて、いきなりセリフをしゃべりだすから、何だろうって思っていたら、
佐紀ちゃんも左方から出てきて・・・
「ああ、これが、2人のAh Merry-go-round か・・・」と気づいたわけなんですが、
その曲調や歌詞に驚きました。
物悲しい曲をしっとり歌う・・・たぶん曲だけを最初に聞いていたら、自分の中のイメージと合わずに拒否反応を示したかもしれないです。
でも・・・2人のお姉さんズの声も表情も、曲に合ったような、大人の女性のものだったし、
2人が背中合わせになって、1人が歌うときはもう1人が後ろ向きになり、それがクルクル回転していくので、
いかにもメリーゴーラウンドって感じで、とっても素敵でした。
佐紀ちゃん、大人になったねえ。こんな曲を歌えるようになったんだね。」って、ゾクゾクするような感覚を覚えました。
佐紀ちゃんファンならば、この1曲を聞くだけで、このコンサートは価値があると言っても過言ではない・・・
そう思います。

もう1曲、あげるならば、梨沙子ちゃんの「REAL LOVE」です。
最初、登場した時に、泣きそうになっているのかと思うほど、表情がマジというか、大人びたもので、
目が怖い・・・そんな印象を受けました。
そう思うほどに、目で演技しているんだと思います。
さすが女優・梨沙子です。
この曲は、梨沙子ちゃんの目を見ずに曲だけ聞いたのでは、価値が半減するとさえ思います。
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以上、2曲あげましたが、本当に曲を最初に聞かずに、ぶっつけ本番で行って、良かったと思いました。
これから公演に行くけどアルバムを聞いてないという人には・・・聞かずに公演に行くのもアリだと、ゆいたいです
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さて、その他に気になった曲をあげていくと・・・
この指とまれ!」・・・曲の途中でマイクを置いてダンスするところがあるんです。結構、かっこいいです。
「笑っちゃおうよBOYFRIEND」・・・気のせいかな?前奏と間奏部分の振りが、オリジナルと違っている気がするんです。ベリコレ仕様?
「ガキ大将」・・・イントロが聞こえた時に「おーっ」と叫んでしまいました。ライブ初披露ですね。ダンスがモーニング娘。の「リゾナント ブルー」のダンスに似たのがあって・・・両手の掌を合わせて前で揺らす・・・あのダンスです。
「バカにしないで」・・・佐紀ちゃんソロ部分が長いところがあって、「佐紀ちゃん佐紀ちゃん・・・」って連呼できるんですよ・・・うれしいですね。
「夢を一粒〜Berryz仮面 Endingテーマ〜」・・・「××を一粒」という聞かせどころが茉麻ちゃんなんですね・・・さすがBerryz仮面リーダー。途中で2人1組で社交ダンスみたいなダンスするところが、結構好きです。
「秘密のウ・タ・ヒ・メ」・・・曲途中で、半透明の布をヒラヒラさせて踊るところがあるんですが、なかなか気に入ってます。
「友情純情oh青春」・・・うれしいことにフルバージョンです。だから佐紀ちゃんの「レッツ、シンギング!」が聞けます。ラストでこの曲フルは・・・かなりパワーが要りますが、ここで跳べるならば若い証拠です。もちろん、私は跳べましたよ。
アンコールの掛け声・・・「Berryz行くべぇ」を1年ぶりに聞きました。もうすっかり定着した感じです。
最後の退出・・・一直線に並んで、ファッションショーのようにポーズを決めてから、両端の1人ずつ退出していって、最後は真ん中にいた佐紀ちゃんが退出・・・こういう細かな所も手が込んでるなあって思いました。


MCについて、今回の公演では、寸劇がなくなった代わりに、あらたな試みがありました。
前回のBerryz宮殿では、MCの目玉として「やまびこの間」と「寸劇&友理奈の怪談」がありましたが、
今回のツアーでは「佐紀、桃子、雅、茉麻Berryz漫才」と「千奈美友理奈のオチのない話」(別にそういうタイトルがついてるわけじゃないんですが・・・)がありました。
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佐紀、桃子、雅、茉麻の「Berryz漫才」
普段の自分たちを見せよう・・・ということで、
昼公演では、「古今東西ゲーム」ネタ
(方角をお題にしたら4つで終わっちゃうとか・・・詳しいのは忘れちゃいました)、
夜公演では、「ダルマさんが転んだ」ネタ
茉麻ちゃんが鬼で、3人が追い越しちゃうとか、後退しちゃうとか・・・、
「ちゃんとやってよ。やればできるんだから、ホントの自分を出してよ」と茉麻が言うと、3人でBuono!の「ホントのじぶん」を踊りだして、「キャプテンはBuono!じゃないでしょ」と突っ込まれるとか・・・)
結構、笑える漫才でした。(佐紀ちゃんBuono!ダンスなんて貴重なものを見させてもらいました)
全公演、違うのをやるとしたら・・・練習が大変ですね。
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千奈美友理奈のオチのない話
昼公演は、食べ物の話(もんじゃ焼きの話は、友理奈ちゃんがトッピングで餅を頼むけど中に入れずに焼餅にして食べるとか・・、好きなパンの話で、千奈美ちゃんがアップルパイと言い、友理奈ちゃんがタルトの話をして、千奈美ちゃんがそれはパンじゃないと突っ込むと、友理奈ちゃんがパン屋に売ってるしアップルパイだってパンじゃないと反撃するとか・・・)
夜公演は、ショッピングの話(千奈美ちゃんのママと佐紀ちゃんがセンスが合うらしくて、千奈美ちゃんがママの買ってくれた服を着ていくと、佐紀ちゃんから、その服をこの前買ったと言われた・・・友理奈ちゃんはママが買ってくれた服は自分も好きでセンスが合う・・)
こちらは台本なし?の、オチのない話で、
話がとりとめもなく続き、まとまらなくなったところで次の曲に移る・・・みたいな感じで、
2人同時にしゃべってしまい、聞き直すとかがあったり・・・楽屋トークを聞いてるみたいな感じでした。
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「笑っちゃおうよBOYFRIEND」の後のMCは、
1人1人自己紹介をした後に、桃子ちゃんのプチ情報がありました。
昼公演では、雅ちゃんが楽屋の鏡の前で1人ファッションショーをしていた話
夜公演では、桃子ちゃん自身が、朝、気合が入りすぎて、鼻血を出してしまった話
これも毎公演とも、桃子ちゃんがいろんな話を拾ってきてくれるんでしょうか・・・。
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まあ、初日公演に参戦して気づいた点は、こんなところでしょうか。
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最後に全般的な感想を1つ・・・
今回のツアー、そしてアルバムについて、私は大いに期待するとともに、逆に怖れてもいました。
6月以降、清水佐紀ちゃんへの関心が高まるのと反比例するように、
Berryz工房への関心が低くなっていったからです。
まあ、シングル2曲続いて、コミカル路線になったことも大きな要因なですが・・・。
だから、もし、今度のアルバムやツアーが失望するようなものだったら、
私はBerryz工房を完全に見放してしまうんじゃないかと思ったんです。
しかし・・・アルバム曲、ツアーともに、とても満足できるものでした。
特に、佐紀&桃子の「Ah Merry-go-round 」や梨沙子ちゃんの「REAL LOVE」には、
大いに驚かされました。
ジンギスカン」とか「モンキーダンス」は、Berryz工房の進化を隠すための偽装だったのか?・・・と思ってしまいます。
Berryz工房の成長と進化は止まっていない・・・
そのことを確信した、ベリコレ公演初日でした。
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