ガンダムとハロプロ・・・長年続くシリーズ物としての類似性について

機動戦士ガンダムDVD-BOX 1 特典フィギュア付(完全初回限定生産)
12月22日に機動戦士ガンダム・テレビシリーズ(いわゆるファーストガンダム)のDVD−BOX第1巻が発売になりました。
ファンにとっては、待ちに待った商品ですね。結構高いのに、売れているらしいです。
映像をデジタル処理でブラッシュアップしたそうで、すごい映像に生まれ変わっているんでしょうか?
(早速買いたいところですが、Berryz工房関係の出費が多くて、他の出費は極力自粛している関係上、当面、遠慮しておきます)
私は、ファーストガンダム世代というか、
本放送を見てたわけじゃないですけど、
再放送が繰り返されて人気上昇して映画化された・・・その時に、再放送を見て、映画を見て、結構はまりました。
ガンプラには手を出さなかったですね・・・不器用なんで、塗装とか苦手だったんですよ。弟は、結構な数のガンプラ作ってましたね。)
思い出としては・・・、夏休みに早起きして、早朝1番に毎日再放送されるガンダムを、弟と一緒に見てた・・・懐かしいです。
今でも、日常のふとした時に、セリフとか出てきたりしますね。
その後作られた続編であるゼータガンダムダブルゼータガンダム、完結編の映画・逆襲のシャア・・・ここまでは見てました。
(最近あった、ゼータの映画も見ました。映像の進化に驚くとともに、対比される昔の映像が悲しい・・・)
それ以後のシリーズ、別設定のもの、最近のシードとかは、名前を聞くだけで、全くわかりません。
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さて、ハロプロと似ている点ですけど、
一言で言うならば、
「最初とは中身がすっかり変わっているのに、名前を引き継いだものが、新たなファンを獲得して、長い年月続いている」
ということですね。
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ファーストガンダムから続編のゼータガンダムダブルゼータガンダムに移る際に、
以前の登場人物も登場させながらも、新たな主役に引き継がれ、メンバーチェンジしていき、
その後の、かなり先の未来の話に至っては、当然、登場人物は総入れ替えされたし、
別設定のものは、同じガンダムの名を使いながら、全く別物です。
そんなことを繰り返しながらも、ガンダムという名前のシリーズは25年以上、人気を保ちながら、続いているわけです。
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一方のハロプロは、
母体のモーニング娘。が、少しずつメンバーチェンジを繰り返し、
8年後には、同じモーニング娘。の名前を使いながら、全メンバー入れ替え完了しました。
当初の精神を受け継いだ、全く新しい構成メンバーから成るユニットになっています。
さらに、別設定というか、モーニング娘。の妹分とか妹分的存在とかいう設定のソロやユニットが誕生して、
ハロープロジェクトハロプロ)を構成して、人気を保ちながら、来年、10年目を迎えます。
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両者が長年にわたり人気を保って続いてきた秘訣は、
決して、最初のメンバーや構成にこだわることなく、フレキシブルに変化してきたってことです。
もし、モーニング娘。が最初の5人にメンバーを固定していたら、
結成2年後には、福田さん、石黒さんがやめて、3人ユニットになって・・・早々に消えてしまっていたでしょう。
モーニング娘。自体がメンバーチェンジを繰り返して変化して、新たなファンを獲得するだけでなく、
妹分とか妹分的存在ということで、松浦さん、メロン記念日、そして、今やハロプロの大きな柱になったキッズ(Berryz工房℃-ute)が新たなファンを獲得して、
ハロプロという大きな組織になってきました。
最近は、エッグの台頭が著しいですね。ハロプロの新たな勢力になっていくのでしょう。
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私自身も、ユニットとしては、モーニング娘。Berryz工房
メンバーとしては、福田明日香さん→飯田圭織さん→清水佐紀さん&夏焼雅さん・・・と、
応援する推しユニット・メンバーを変えながら、ハロプロを長年応援してきました。
ハロプロのフレキシビリティのおかげです。
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さて、この記事の最後に・・・。
隠れた共通点として、最近のものは次々ソフト化がされているのに、最初のものがなかなかソフト化されなかったってことがあります。
ファーストガンダムは、LD−BOXやレンタルビデオはあったけど、DVDになるまで、かなり待たされました。
最近のものはソフト化が前提となって権利処理されてるけど、昔のものは、ソフト化を想定してなかったので権利関係の調整が難しいらしいですね。
ガンダムシリーズの原点・ファーストガンダムがソフト化されたのと同じように、
ハロプロの原点であるモーニング娘。の成立のもととなったテレビ番組「ASAYAN」のソフト化をぜひ実現させてほしいです。
バラエティ番組のソフト化って、ずっとなかったけど、最近は、少しずつバラエティ番組のソフト化がされてますからね。
よくハロプロと対比して語られることが多い、おニャン子クラブだって、「夕やけニャンニャン」がソフト化されてるんですから・・。
そして、昔を知らない、ハロプロの新しいファンやメンバーに、ぜひ、創業時の苦労・精神を見てほしいですね。