今回は、ハロプロ10年の歴史の重みを感じながら、なつかしさと新しさの同居する不思議な感覚で、まったりと観戦しました・・ちょっとサプライズもあったり・・・Hello!Preject 2007 winter 集結!10th Aniversary 観戦記


2007年1月27日、横浜アリーナで行われた、Hello!Preject 2007 winter 集結!10th Aniversaryの1日目公演(1日1公演のみ)に行ってきました。
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名古屋から新幹線で、午後5時10分に新横浜駅到着。ちょっと買物をして、5時25分ころには横浜アリーナ到着。
開演約30分前なのですが、既に多くの人・人・人。さすがに1万人以上入る会場は違います。人が密集してるんですから・・・。
ただ、人が多いだけに、係員も多いわけで、並んで2,3分で難なく入場。
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入場してすぐの所に、多くの贈呈の花が飾られてます。テレビ、ラジオ、雑誌と送り主はたくさん・・・「レコメン」もありましたが、宛名はBerryz工房ではなく、「Hello!Preject様」
他も、みんな宛名は「Hello!Preject様」になってましたが、
唯一の例外が「ピチレモン」からの「菅谷梨沙子様」宛ての花でした。唯一の個人名宛ての花ですから、目立ちますよ。
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さて、すぐにグッズ列に並んだのですが、順調に流れてはいるものの、やはり人が多くて・・・結局買えたのは、開演時間を少し過ぎたころ。まあ、すぐに始まらないと予想してたから、いいんですけど・・・。
Berryz工房の日替わり写真、ライブ生写真セットは売切。日替わりはともかく、レギュラー商品がすぐに品切れじゃ困るんですけど・・・。
結局、DVD Magazine vol.10と記念フォトフレーム&生写真セットBerryz工房、そして赤のサイリウムを買いました。
(今回は予め厳選して臨んだから・・でも日替わりとライブセットの写真があれば、同じ衣装の写真が入ったフォトフレームは回避しようと思ったんだけど、なかったから・・)
「間もなく開演です。」と言われて、あわてて会場に入り、席につく。
A10列30番台のファミリー席です。
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以下、簡単なレポと感想です。
(今回は、ファミリー席で座っての観戦だったので、曲目や歌ったメンバーのメモは取れたので、その点はわりと正確です)
↓ネタバレ注意
席の配置は、夏のハロコンと違って、センターステージではなく、
正面に普通のステージがあり、花道に沿って、右と左と中央にサブステージ、正面ステージと中央サブステージとの間にやや幅の大きな通路がある・・という感じです。
で、私の席は・・・中央サブステージの前から10列目で、サブステージの真正面です。
正真正銘の真正面というか、サブステージの中央に中央を示すポイントがあって、中央通路のど真ん中とその中央ポイントを結ぶ線のちょうど延長線上の席なんです。
本当に中央・1メートルのずれもありません。びっくりしました。
中央ステージから中央通路を通って中央サブステージに歩いてくると、自分の真正面、自分に向かって歩いてくる・・・そんな位置なんです。
で、ファミリー席だから全員着席。6列目まではフラットで、7列目から段差がつくので、10列目はサブステージから少し目線を上げると、見える位置です。しかも真正面ですから・・・。
去年の夏の大阪ワンダコンも、花道から3列目のミラクル席だったけど、サブステージからは斜め方向だった・・・でも、今度はサブステージで歌うと、真正面に見える、
私にとっては特等席です。
こんな良い席で、座って、まったりと観戦できるわけですから、本当にアリーナ会場のハロコンは、ミラクル席が当たります。
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開演はかなり遅くなって、午後6時20分でした。
1曲目は、エッグによる「Hello!のテーマ」・・・エッグが露払い役?とは意外。
で、花道に続々とワンダ&エルダーのメンバーが入ってきて、
2曲目は「歩いてる」
歌が進むにつれて、中央サブステージに佐紀ちゃん雅ちゃん梨沙子ちゃんが登場。素晴らしい・・・早速、良い席の本領発揮です。
その両脇に、裕ちゃんとかおりん・・・なんという素晴らしい組み合わせでしょう。初期モーニング娘。から応援してきてBerryz工房ファンに転向した私にとっては、新旧勢揃いみたいなイメージです。
ちょっと感涙ものの感激でした。
3曲目は「来来!「幸福」」・・中央ステージに移ったBerryz工房が、途中で退場していきました。ひょっとして次がBerryz工房の曲披露か?ちょっと早い気がするけど・・・。
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MCで、1998年1月26日にファンクラブ「Hello!」ができて、ちょうど昨日で10年目に入ったとの、まこと氏の宣言。
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そして、4曲目は、予想どおり、
佐紀ちゃんの「Berryz工房、張り切って行きます。」の掛け声で登場したBerryz工房の「胸さわぎスカーレット
最初は中央ステージでの披露だったので、遠くで見えにくかったのですが、「アーケード・・・」あたりから中央通路を歩きながら中央サブステージに移動。
10列目の近くから、よく見えました。回りで振りマネする人が少なかったので、ちょっと寂しかったですが、逆に目立ったかも・・・。
時間の関係からか、ショートバージョンでの披露でしたが、やはり、この曲は何度見て聞いても、素敵です。
花道を通って左のサブステージから退場。
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予想よりかなり早めにBerryz工房の曲披露が終わったので、
あとは、Berryz工房の曲がいつ来るかと待つ必要もなくなったので、まったりと楽しむことにしました。
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5曲目は美勇伝「愛すクリ〜ムとMyプリン」・・中央サブステージで、あのお色気衣装で踊ったので、近くから見て、かなりドキドキしました。
6曲目は前田有紀「お前の涙を俺にくれ 」
7曲目は松浦亜弥「ずっと好きでいいですか」・・・久しぶりに見る松浦さんは、すごく大人の雰囲気漂う歌手になっていました。
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モーニング娘。が登場。吉澤さんの紹介で、新メンバー光井さんが登場。
滋賀県出身はモーニング娘。の歴史初。滋賀県にある日本一大きな琵琶湖のようにスケールの大きい歌手になりたい」と挨拶しました。
そして、8曲目としてモーニング娘。の新曲「笑顔YESヌード」・・・初めて見たのですが、セクシー&ダンサブルな曲ですね。衣装もダンスがかなり色っぽいです。
光井さんも加わってましたが、いきなり長めのソロパートがあって、期待されてるようですね。
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9曲目はメロン記念日withBerryz工房&℃-uteで「お願い魅惑のターゲット
右と左のサブステージに、メロンさんが2人ずつ、それをベリキューが囲んでダンス、花道を通って中央に移動・・・という形でした。
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10曲目が「人知れず 胸を奏でる 夜の秋 」で、これを、中澤・飯田・安倍・矢口・保田の1期2期娘。メンバープラス稲葉というメンバーで歌いました。
これは、驚きました。歓声も、ひときわ大きかったです。
だって、引退した福田、石黒、市井の3名を除く初期モーニング娘。(1期・2期)の再来ですから・・・。
やっぱり初期娘。のファンだった私にとっては、感涙ものです。このメンバーで歌うのが見られるとは思ってなかったですから・・・。
初期メンは、やはり歌が、うまいです。ハーモニーがすごかったです。
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MCでGAMが登場。ツアーをやりたい、そのためには持ち歌が少ないからアルバムも出したいという希望を表明してました。
この2人のツアーは、見てみたいですね。
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11曲目は、THEポッシボー「ヤングDAYS!」・・初めてポッシボーを見たのですが・・・まあ、こんなもんでしょうか。よくわかりませんね。
12曲目は、℃-uteの「桜チラリ」・・ワンダコンから数えて聞くのは3度目なんですけど、やっぱりインパクトが弱いなあという印象がぬぐえないですね。
せっかく「まっさらブルージーンズ」や「大きな愛でもてなして」という名曲があるのに、これをデビュー曲にもってくる意図がよくわからないです。
13曲目は、安倍なつみ甘すぎた果実
14曲目、15曲目は、GAMで「メロディーズ」「Thanks」・・・色っぽい衣装と仕草は、ちょっと刺激が強すぎます。
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16曲目は「ガタメキラ」をメロン記念日・後藤・三好・稲葉・アヤカ・里田(あと、もう1人いたような気がするけど・・)
17曲目は「ここにいるぜぇ!」を辻・嗣永・夏焼・菅谷・矢島・鈴木・萩原・新垣・高橋・田中・道重で、
衣装がワンダコンのオープニング衣装でした。再びあの衣装を見れるとは、うれしいですね。
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18曲目はエルダークラブで「遠慮はなしよ!
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そして19曲目、ワンダフルハーツで「友情 純情 oh 青春
いやー、ワンダコンに続いて、この曲が披露されるとは、うれしいですね。佐紀ちゃんの「レッツシンギング」も聞けたし・・・。
花道をかけめぐって、歌ってくれました。
ファミリー席なので、跳ぶのはできないのですが、手を振り回して、盛り上がりました。もうワンダコンの定番でしょうか?
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20曲目は全員で「I know」
21曲目は月島きらりバラライカ
22曲目は中澤裕子「うらら」
23曲目は「晴れ 雨 のち スキ 」を安倍・矢口・吉澤・高橋・新垣・亀井で、つまりモーニング娘。さくら組の復活です。
なっちが歌い始めたところで大歓声が起きました。これはサプライズですね。うれしいです。
24曲目は「愛の園〜Touch My Heart!〜」を飯田・石川・辻・藤本・道重・田中で、つまり、モーニング娘。おとめ組の復活です。
さくら組が復活なら、おとめ組も・・かおりんが、こういうアップテンポの曲をやるのって、久しぶりでしょう。これも、うれしいサプライズです。
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25曲目は、後藤真希「SOME BOYS! TOUCH 」・・・セクシー路線になった、ごっちんを初めて見ましたが、ちょっとセクシーすぎてヤバイですね。ちょっと、ついていけないかなあ・・。
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26曲目は、カントリー娘。with石川・藤本で「浮気なハニーパイ」
そして、カントリー娘。の、あさみ・みうなの卒業の挨拶です。
それぞれ、新しい夢に向かって行く決意を宣言していました。
あさみさんの「ファンのみんなの幸せを願っています」の言葉が印象的でした。
もう2日後には、引退して一般人になってしまうのかと思うと、寂しいですね。特にあさみさんは、6年半前の加入当初から知ってますから・・・。
別の道に進んでも、頑張ってほしいです。
そして、27曲目は、カントリー娘。with Berryz工房℃-uteで「革命チックKISS」
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中央ステージに、何と歴代モーニング娘。16名が勢揃い。
28曲目は、この16名で「僕らが生きるMY ASIA」
基本は、オリジナルの5人で歌って、コーラスを残り11名が加わる形ですが、
現在ハロプロで活動中の現メンバーと卒業メンバーが勢揃いしてステージで歌うってのは、まさしく10周年にふさわしいですね。
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29曲目は、モーニング娘。(光井除く8名)で「LOVEマシーン」
30曲目は、全員で「踊れ!モーニングカレー
最後のMCで出演者の紹介があって、
31曲目のラストは、全員で「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL! 」・・・これこそ、ハロプロ10年記念ライブのラストを飾るにふさわしい曲です。
加入順に歌っていく、この構成が、ハロプロの歩んできた歴史を感じます。
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最後に、全員で花道を手を振りながら客席に挨拶して歩いて回り、退出していきました。
佐紀ちゃんが、退出前に深々と一礼したのが、印象的です。
卒業する、あさみとみうなが最後に手を振って歓声に応えて退出して、長いライブが終わりました。
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午後8時26分終了。
全31曲、MCは、ほとんどなく、ひたすら歌だけで、総計2時間を超えました。
予想外の長時間、すごいボリュームのある、ライブでした。(ワンダコン・ベリコンのように1時間30分から40分と思ってましたから・・・)
ハロプロ全メンバーが、ほぼ全員が最新の持ち歌を披露しつつ、
なつかしい初期娘。やさくらおとめの復活もあり、
ハロプロ10年の歴史の重みを感じながら、なつかしさと新しさの同居する不思議な感覚で、
ファミリー席から、まったりと観戦できました。
これで6800円(一般発売)は安いですよ。(・・て言うかワンダコンの8400円が高すぎです。)
Berryz工房の出演は、ワンダコンに比べて少なかったけれど、その少ない場面で力を出し切った姿を見られたし、
何より、初期のモーニング娘。から応援してきた私にとっては、1年ぶりに見た、かおりん、なっちに会えたし、復活初期娘。も見られたし、
席も良かったし、大満足ですね。
いやー、来てよかった。
・・・実のところ、この2週間ほど、いろいろあって、かなり身体は疲れて気分も落ち込んでいて、よっぽど今日は家で寝ていようかとも思ってたんです。
でも、席も良さそうな席だったし、ファミリー席だから身体には楽だから、まったり観戦すればいい・・それに行かなかったら絶対後悔する・・・そう考えて、
まあ昼過ぎに出発すれば良い日程だったことも幸いして、何とか気分を盛り上げて、行ったわけですが大正解でした。
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ところで、このライブで、矢口さんは、MCとして紹介されたんですが、
人知れず 胸を奏でる 夜の秋 」「晴れ 雨 のち スキ 」「僕らが生きるMY ASIA」「踊れ!モーニングカレー」「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」と、
私が確認した限りで、5曲歌ってましたから、もうこれは、出演者ですよね。
エルダークラブでも2曲だけ参加したそうですが、今回は完全復活ですね。
矢口さんの復活には、娘。脱退のいきさつを重く見て、いまだに許せないという人もいるようですが、
約2年間、公の場での歌披露を自粛して、地道に活動してきたんだから、
私としては、贖罪はもう済んだものとして、もう歌手として復活することを許してもいいんじゃないかと思います。
かつて初期タンポポのファンだった者としては、その歌声が復活するのを歓迎します。
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そういえば、
Berryz工房の4月1日のさいたまスーパーアリーナライブのポスター(胸さわぎスカーレットのジャケ写衣装で並んでる写真)が、
入口すぐのロビーに掲示してありましたね。
もう来週の土曜日(2月3日)には、チケットの一般発売も始まるようです。
1万人規模の横浜アリーナ公演を見て、
Berryz工房単独で、これ以上の客を呼べるんだろうかと、ふと考えてしまいました。
でも・・・今日のライブでの歓声でも、Berryz工房への歓声は、なっち、娘。に匹敵するものだと感じました。ぜひ大成功してほしいですね。