2度見ると、さらに楽しかった劇団ゲキハロ旗揚げ公演「江戸から着信!?〜タイムスリップto圏外!〜」


劇団ゲキハロ旗揚げ公演「江戸から着信!?〜タイムスリップto圏外!〜」の11月4日夜公演に鑑賞に行きました。
前日の11月3日公演の鑑賞日記と分析(?)は、↓のとおり。
http://d.hatena.ne.jp/lovelysakichan/20061104#1162596472
http://d.hatena.ne.jp/lovelysakichan/20061104#1162596474
開場の17時30分の20分前に会場に到着。縦斜め連番のHeatさんは先に来てました。
グッズ売場が、前日と違って、建物の中というか、入口を入ったすぐの所に移動してました。
前日に欲しいグッズは買ってあるし、日替わり写真はもともと回避なんですが、4日から発売のメタリック写真をどうするか・・・
掲示してある見本を見て、買うことに決定。・・佐紀ちゃん紙風船持ってる、かわいい写真だったから・・。
開場まで隣の公園で2人でおしゃべりして、開場時間になって入場。
座席は、前日のK列よりひとつ前のJ列、左端に近い席です。Heatさんが右斜め後ろのK列・・・偶然、縦斜め連番になったんです。
座布団席の座布団を敷くところが見えたんですけど、座布団って普通の布のものを想像してたら、黒いビニール張りのシートに近い感じのものでした。あれじゃあ、公演中、お尻が痛くなりそう・・。
最後部の右の方にパイプ椅子が数個並んでいて、どうやら関係者席のようでした。それから、左の方の座布団席に、年配の方が3、4人・・・演劇関係者なのかな?
例によって、佐紀ちゃんの開演前注意アナウンスが2回流れて、ほぼ定刻で開始。
内容や感想は、前日とほぼ同じですが、少し気づいた点と感想を書きます。
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以下、ネタバレ↓
開演前に、最前部に行って、舞台を近くから見たのですが、本当に狭いですね。
特に、お寺の階段前なんかは、人が2人すれ違うとギリギリって感じです。
こんな狭い空間で、ぶつかることもなく、のびのび演技してるのって、すごいです。
て言うか、狭さを感じさせない演技ですね。
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ハプニング
江戸時代の佐紀ちゃん・桃子ちゃん登場の時に、佐紀ちゃんがギャグを言って、桃子ちゃんに変顔(?)する場面。
桃子ちゃんのツボに入ってしまったのか、笑いが止まらず、かろうじて笑いながら、セリフを言って・・・何とかつながりましたが・・。
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前日と違ったプチ発見
Berryz工房メンバーの履物の中で、友理奈ちゃんのサンダルだけ、大きな花が付いてたのが、前日、よく見えたんですが、
4日はその花がなくなってました。単純に取れちゃっただけなんでしょうけど・・。
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オープニングアクトの摩訶不思議なダンスというか振り・・・あれは何を意味してるんでしょうか?
特に、手の形が何というか、不思議です。
そして、ライトの点滅する中、移動していく、幻想的な光景・・・あれだけで、1つの作品って感じです。
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そのオープニングに移る前の桃子ちゃんの「ようこそ、花のお江戸へ!」・・・あれが気に入りました。
あれは桃子ちゃんだからこそ出せる味ですね。天真爛漫な江戸娘って感じがフルに出てました。
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住職役の俳優さん、過去の住職と現在の住職の2役で、前日見た時は、他の出演者との絡みでしか過去役なのか現在役なのか、わからなかったんですが、
話し方を変えて、それで区別してたんですね。・・・気づかなかった私が抜けてるのか?
現在役は普通の話し方、過去役は独特の不思議な話し方・・・劇の初めの方でこれに気づいてから、場面展開がわかりやすくなりました。
ラストで入れ違ってしまった後に東左衛門先生が「話し方直りましたね。」って言うセリフの意味がよくわかりました。
(このセリフって前日はなかった気がする・・はっきり覚えてないけど・・もしあったら、きのうの時点で話し方の違いを意識したはずだから・・)
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ラストに至る感動場面。見るのが2度目なんだから、1度目みたいに泣かないだろうと思ってましたが、
同じように、いや、前日以上に、涙を流してしまいました。
映画やドラマを見て泣くなんて、もう何年もなかったんですけど、
生で見る演劇の迫力と熱演のためでしょうか、また泣いてしまいました。
Berryz工房が泣ける劇を演じる・・・そのことも素晴らしいことです。
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劇が終わった後のミニライブ。
「蝉」・・・これは歌詞の内容が、劇に重なる部分があって、夏の歌だし、とっても合っていました。(それに、あの「ひと夏の思い出」が思い出されるんですよ)
「ありがとう!おともだち」・・・これも、友達のおかげで元に戻れたという内容に合致して、いい感じです。
特に・・・ラストで、オケが止まって、指で「シーッ」と合図して会場を静かにさせた後に
オケなしで、7人が「ありがと、おともだち 心が強くなる ありがと、おともだち 自由に信じあいましょう」とコーラスして
「今日は、本当に、ありがとうございました Berryz工房でした」って、挨拶したのは、本当にうれしかったです。
私が唯一見たハロプロ関係の劇、モーニング娘。のミュージカル「センチュリーランド」も劇が終わった後、ミニライブがあったんだけど、
本編の劇とは、内容の関連性もなく、テンションも全く違って、違和感いっぱいというか、
劇とは別物。劇を見に来てくれた人の単なるサービスって感じだったんです。
でも、このミニライブは劇と一体となって、劇のラストをしめくくるに、ふさわしい内容だったと思います。
(初日は内容が違っていたそうで、見てないので比較できませんが、自分が見た方が良いんじゃないかって思います)
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劇って、ライブと違って、1度見たら物語がわかってしまうから、2度目はつまらないんじゃないかって危惧があったんですけど、
2度見ても全然飽きなかったです。
「物語を楽しむ」っていう点は、最初に見た時が断然大きいんですけど、
2度目は、物語を知った上で、さらに細かい点など、「劇を楽しむ」っていうことができました。
お金と時間があったら、毎日通っても飽きないんじゃないかと思いますよ。
大金出してでも、2度見て良かったですよ。
そして、Heatさんが「どれだけ練習したんだろう」って感心してましたけど、
学校通いながら、これだけの完成度の高い劇を作り上げたBerryz工房のメンバーの努力に敬意を払い、大いに感謝しています。
Berryz工房、最高!