Berryz工房には、身近な存在であり続けてほしいと願う・・・ゲキハロ公演と新木場イベントに参加して、強く思ったこと

「会いにいけるアイドル」というコンセプトのAKB48が人気を博しているようですが、
会いにいけるアイドルの原型は、モーニング娘。であり、ハロプロだろうって思います。
娘。デビューは、握手&手売りでCD5万枚を売って実現したものであり、
メジャーになった後も、全国津々浦々まで出かけてコンサートをしていました。
ちょうど、私が現場にはまっていた2000年ころ、
「これ、どこ?」というような小さな都市でも、呼ばれれば、モーニング娘。はコンサートしてました。ハロコンは、北海道でもやっていました。
テレビの中の存在だけじゃない、現実にライブする所を見聞きできる、そういう存在だったし、それが魅力だったと思います。私にとっては・・・。
年に1度ツアーがあって・・・というものだったら、娘。にも現場にも、はまらなかったと思います。
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そんな中、Berryz工房ハロプロの中でも特異な存在で、デビューから2年以上経つというのに、いまだに握手会イベントをやっているわけですよ。
デビュー当初ならいざ知らず、デビューから2年経ち3年経とうというアイドルが、いまだに握手会を続けてるって、あまり聞かないんですけどね。
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私は握手会は大好きです。まあ、基本的に、スキンシップを大事にする方なんですけど・・・。
好きなアイドルを至近距離で見聞きできて、触れることができる、一言なら話もできる・・・
これは超貴重な機会です。
そのインパクトの大きさは、今年、Berryz工房と握手して、強烈に感じましたよ。
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しかし・・・実は、レポに書かなかったことですが、新木場イベントには、ちょっとした悲壮な覚悟で臨んでいました。
Berryz工房の握手会は、これが最後かもしれないって・・・。
Berryz工房って、シングル発売時にはイベントやってきたけど、ギャグ100回の時、一度、止めています。
これは、ちょうど、1年前に私がファンになった当初のことで、「ファンになるのがちょっと遅かったか、握手会はもうやらないんだろう・・」って思ってました。
幸いというか、ギャグ100回の売上が伸びなかったためか、ジリリ キテルでイベント復活(ただし抽選制始まる)・・・念願の握手ができて、
笑ボーよみうりイベント、川口ファンの集い、そして新木場イベントと握手できたわけですが・・・
デビュー2年過ぎて、握手会やってるアイドルって、あまり聞かないから、Berryz工房だって、いつ、握手会を止めてしまっても、おかしくありません。
しかも、さいたまスーパーアリーナでのライブをやるとなれば・・・
もうこれからはBerryz工房は、モーニング娘。のようなメジャーな道を目指す、だとしたら、次のシングルは、SSAライブ近くだろうから、その集客に利用するだろうし、
SSAライブが成功してメジャーな道を歩き出せば、もう、シングル発売イベントや握手会なんて、やらない、
Berryz工房は遠い存在になってしまう・・・
そう思って、新木場に行ったんです。
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それから、このイベントでの参加権争奪戦があまりにも激しくて、20枚30枚とCDを買っても当たらない人が出るなど、異常だったので、
大きなキャパの会場でイベントやらなきゃダメだろうって、日記にも書いたり、他の人の日記にコメントしたんですが、
でも、それって、Berryz工房を遠い存在にしてしまうってことでもあるんですよね。
だって、大きなキャパだった川口リリアでのファンクラブイベントって、握手会があって接近できたけど、それって一瞬のことで、あとは2階の遠い席からの観戦だったから・・・。
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そんな中、新木場ファーストリングで見たものは、
小さな会場に、さらにリングまで設けて、客席は、舞台となるリングに接する状態で超密集状態、これまで経験したイベントの中でも特筆すべき、近さですよ。
距離の近さというのは、質の変化を生みます。
夏夏三原則最終大阪公演の2列目正面席が、もう世界が違っていたのと同じく、
リング下から至近距離で見たイベントは、至福の時間でした。
そして、その後の握手は、一推し佐紀ちゃんに告白成功したこともあって、神経レベルの針が振り切れるほど、興奮して、感激しました。
その興奮さめぬまま、新木場駅前のベンチで考えたことは・・・
やはりBerryz工房は遠い存在じゃいけない・・・ってことでした。
超巨大なSSAでライブをして大勢の客を集めることを目指している・・・
しかし、自分を含めて、新木場に集まった延べ1500人の熱いファンは、身近にBerryz工房を感じることに価値を求めて期待して、少々の犠牲も厭わずにやって来る、
事務所もその期待に応えたイベントを用意していた・・・
事務所もファンも、Berryz工房を巨大空間を隔てた遠い存在にすることを望んでいない・・・
そのように、強く強く、思いました。
それは、ゲキハロ公演があったからこその共通認識じゃないのかって思いますね。
あの狭い劇場で、本当に、Berryz工房とファンである観客が一体感を強く感じましたから・・・。
そして、その幸福を味わうためならば、大金出しても惜しくないっていう、感覚も持ちましたから・・・。(現にゲキハロ4回見るのに、チケだけで10万飛びました)
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一方でメジャーに向けて多くの(ライトな)ファン獲得をめざしながらも、
多くのお金を落としてくれる、コアな熱いファンも大事にする(上得意様ですから・・・)・・・
これを両立させるには、
コアな熱いファン向けの少々値が張っても満足できるイベントと、CD2、3枚買えば参加できる気軽なイベントと、2つやればいいんじゃないかって思いました。
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そんな矢先に、ファンクラブツアーの発表でしたから、
ああ、これが事務所が考えた答かって思いましたね。
「6万円出してくれるファンには、特別なメニューをご用意しました」って、ところでしょうか。
まあ、それをよしとするかどうかは、いろいろ立場や応援の熱意度によって違うでしょうけど、
熱いファンにも、軽い(?)ファンにも、その熱意度に応じてメニューを用意してくれるって考えれば、ありがたいことだって思いますね。
そして、
これからも、Berryz工房には、身近な存在であり続けてほしいって、強く強く願います。