「虎は死して皮を残す」が「美勇伝は解散してアルバム・スイートルームナンバー1・を残す」・・・美勇伝解散のニュースを知って・・・

スイートルームナンバー1
1月26日・27日の横浜アリーナハロプロアワードコンサートには行かなかったのですが、
そのコンサートの場で、美勇伝のメンバーから、6月のツアー終了後に解散することが告知されたそうですね。
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最近の美勇伝の迷走ぶりを考えると、やむをえない決断とは言え、
もし初期のコンセプトを守って活動していたならば・・・と考えると、残念です。

コンサートでの発表の後、その日のうちに、ハロプロの公式ページにも
ハロー!プロジェクトからのお知らせ」という、何ともシンプルな表題で発表がありました。

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「日頃からハロー!プロジェクトへの応援ありがとうございます。
本日はみなさまにご報告があります。
美勇伝は、今年6月に予定しているコンサートツアーの最終日をもって、美勇伝としての活動を終了することになりました。
3年半余りの活動の中、3人が日々成長するにつれ、次のステップが3人の中でゆっくりと形作られてきました。プロデューサーのつんく♂との話し合いの結果、岡田唯が20才を迎えたこのタイミングで美勇伝としての活動を終え、それぞれが次のステップへ向けて飛び出して行く、という事になりました。
活動終了後も、3人ともハロー!プロジェクトとしてそれぞれの活動で頑張って行きます。」

つんく♂です。
さて、この度は私のプロデュースいたしております女性ボーカル3人組の
美勇伝」に関しましてのご報告です。
石川梨華三好絵梨香岡田唯の3人で結成している美勇伝は、
今年6月に予定しています単独コンサートツアーの最終公演を持ちまして、活動を終了することといたしましたので、皆様へご報告させていただきます。
(まず最初にファンの皆様に直接報告がしたいとの本人達の
希望もあって、1月26日横浜アリーナでの
公演の最中に発表させていただきましたこと、ご理解いただきたく思います。)
2004年9月23日にデビューした彼女たちは、これまでさまざまな芸能活動をしてきました。
この3人のユニットとしてするべき課題は3人でクリアしてきたものと思います。
昨年から3人と、今後の方向性に関して会話してきました。
私といたしましても、今後は、各々が築き上げてきた実力を
これからは、ソロ活動の中で発揮していくのも手であると考え、
今回、岡田唯が成人するのをよきタイミングと考え、
ユニットでの活動を終了とすることにしました。
実力をつけてきたとは言え、まだまだこれからでもあります3人ですので、
なにとぞファンの皆様は今後も彼女たちを応援くださいますよう
よろしくお願いいたします。
2008年1月26日
美勇伝プロデューサー
つんく♂

石川
「私たち美勇伝は、今年6月に予定しています単独コンサートツアーの最終日をもって、美勇伝としての活動を終了することに決めました。6月のツアー最終日まで、美勇伝の名を汚さぬよう、日々美しく、勇ましく、その姿が皆様に伝わるように全力投球していきます。皆さん、よろしくお願いします。」
三好
美勇伝としての3年半余りの活動によって、自分たちは成長できたと思っています。この成長を今後の自分達のそれぞれの活動に生かしていきたいと思います。期待と寂しさ半々ですが、これからの私達にも期待して下さい!」
岡田
美勇伝の活動終了後は、それぞれハロプロメンバーの一員として、新しい気持ちで活動していくつもりです。美勇伝というグループで活動できてきたこと、ファンの皆様に出会えたこと、私たち3人は本当に誇りに思っています!皆さん、ほんとにありがとうございます!」
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私は、美勇伝の歌が好きでした、初期の曲が・・・。
デビュー曲の「恋のヌケガラ」から「カッチョイイゼ!JAPAN」「紫陽花アイ愛物語」「ひとりじめ」「クレナイの季節」までの初期の曲が好きです。
また、それらの曲を収めたアルバム「スイートルームナンバー1」の出来は、秀逸だと思ってます。
アルバム独自曲の「愛〜スイートルーム〜」(ハロコンでも披露されたことがある)や「クラクラ ディナータイム」は名曲です。
これらの曲は、
大人の女性の上質なポップスを3人のハーモニーで歌うという、
ハロプロでも独自の位置づけができる、
他に代えがたい魅力を持った曲です。
これらの曲が、ホテルにチェックインしてからチェックアウトするまでの時間という設定の中で、たっぷり堪能できるのが、
アルバム「スイートルームナンバー1」です。
私は、以前ファンだったモーニング娘。と、現在ファンであるBerryz工房以外のCD、特にアルバムなんて聞くことはないのですが、
この「スイートルームナンバー1」だけは例外で、iTunesに入れて、何度も聞きました。
ただ元気なだけなら、Berryz工房℃-uteの方が若い分だけ元気なんだけど、
「元気プラス大人の女性の魅力」という点では、美勇伝にかないません。
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ただ・・・美勇伝の路線は、このアルバムで、ある意味、完結してしまったとも言えるかもしれません。
その後の「一切合切 あなたにあ・げ・る♪」では水着、「愛すクリ〜ムとMyプリン」ではバニーガールと
安直なセクシー路線に進んでしまい・・・、
結局は、それまで応援していたファンまで離れていってしまったんではないでしょうか・・・。
去年のハロコンでの美勇伝の曲披露の時、かなり違和感を感じましたから・・・。
だから・・・解散は、時間の問題だったとも言えるのかもしれません。
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「虎は死して皮を残す」と言います。
それと同じように
美勇伝は解散してアルバム・スイートルームナンバー1・を残す」
と言いたいです。

お正月ハロコンで、高橋愛田中れいなコンビが、解散した「太陽とシスコムーン」の曲「Everyday Everywhere」をムードたっぷりに歌ってました。
同じように・・・・、
Berryz工房メンバーがもう少し大人になった時に、
アルバム「スイートルームナンバー1」の曲を、魅力たっぷりに歌えるようになりますように・・・。