「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」のPVが一部再編集・・・理由は「アニメーション等の映像手法に関するガイドライン」基準に一部不適格だからだそうです・・・

ド・アップではHigh-King「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」のPVが配信中なのですが、
http://d.hatena.ne.jp/lovelysakichan/20080527
そのPVが一部再編集されて、新たに公開されているようです。
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ド・アップのPV配信ページに、現在、次のような記載があります。

5月28日より配信しておりましたHigh−King「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」ビデオクリップの内容に関しまして、日本放送協会及び日本民間放送連盟が作成した「アニメーション等の映像手法に関するガイドライン」の基準に、一部不適格な箇所が存在することが確認されました。
その為当該映像は、当該ガイドラインに則り、一部再編集を行ないました。
現在、当サイトで配信しておりますHigh−King「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」のビデオクリップは、再編集済みの映像となります。

これでは、何のことか、さっぱりわかりませんね。

アニメーション等の映像手法に関するガイドライン
1.映像や光の点滅は、原則として1秒間に3回を超える使用を避けるとともに、次の点に留意する。
(1) 「鮮やかな赤色」の点滅は特に慎重に扱う。
(2) 前項(1)の条件を満たした上で1秒間に3回を超える点滅が必要なときは、5回を限度とし、かつ、両面の輝度変化を20パーセント以下に抑える。加えて、連続して2秒を超える使用は行わない。
2.コントラストの強い画面の反転や、画面の輝度変化が20パーセントを超える急激な場面転換は、原則として1秒間に3回を超えて使用しない。
3.規則的なパターン模様(縞模様、渦巻き模様、同心円模様など)が、画面の大部分を占めることも避ける。

これって、いわゆる「ポケモンショック」をきっかけに作られたガイドラインですよね。
1997年に、アニメ「ポケットモンスター」で激しい光の点滅する場面を見ていた児童700人以上が体調不良で入院した、あの事件が、きっかけだったと思います。
たしか、ハロモニでも、大きな渦巻き模様を映し出した場面が、このガイドラインに引っかかるということで問題になったと記憶しています。
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ところで・・・
「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」のPVに、そんな刺激的な場面があったのかな?
・・・というわけで、ド・アップで公開された当日にダウンロードしてあった映像を、
現在公開されている映像と見比べて見たら、
1分54秒過ぎ、2分30秒過ぎ、2分40秒過ぎのところにありました。
それらをまとめた動画は↓

背景の壁とか、座っているメンバーがグルグル回って・・・という感じの映像ですね。
短い時間だし、小さな映像だとあまり気にならないですけど、
テレビの大きな画面とかだと、結構目が回る感じがして、場合によっては気分が悪くなるかもしれないですね。
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映像クリエーターにとって、
いろいろな制約があるのは、なかなか大変ですね。
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