実に4年ぶりに見たモーニング娘。単独ライブ(DVD鑑賞)は、期待以上の素晴らしいパワーを実感しました・・


1週間前の名古屋公演で夏のハロプロコンサート参加は終えたので、東京公演は行きませんでした。
その代り・・・というわけではないんですが、
モーニング娘。コンサートツアー2008春〜シングル大全集!!」のDVD鑑賞をしました。
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私が最後にモーニング娘。の単独ライブを見に行ったのは、
4年前の秋、
飯田圭織さんのラストツアーとなった
モーニング娘。コンサートツアー・The BEST of Japan夏〜秋'04
名古屋公演1日目夜公演です。
1推しだった飯田さんが翌年1月のハロプロコンサートで卒業して、
娘。ファンもやめたので、
それ以後は、モーニング娘。のライブを見るのは、ハロプロコンサートだけになりました。
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娘。ファンをやめたのは、
やはり、私にとって、1999年夏以降、飯田さん1推しで応援してきただけに、
「飯田さんのいないモーニング娘。は、モーニング娘じゃない」という思いが強かったからです。
さらに、飯田さん卒業の年(2005年)秋からは、Berryz工房ファンになったので、
モーニング娘。の単独ライブを見に行こうという気は起きなかったし、DVDを買ってまで見ようとは思わなかったです。
シングル曲のテレビ披露やハロプロコンで見るので十分かなあっていう感じでした。
まあ、ふとした気の迷いで、見てみようかなあと思ったことはあるんですが、実際に行くまでには至らなかったです。
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心境の変化が起きたのは、去年の夏以降でしょうか・・・
娘。メンバーも、飯田さん卒業後、6人が抜け、残っているのは5人で、新加入も4人・・・だいぶ変わりました。
吉澤・藤本両名の体育会系の2人のトップがいなくなって、雰囲気もだいぶ変わりましたね。
去年の夏のハロプロコンサートで、今の9人体制の娘。を見て、好印象を受けて、
気になる存在だった田中れいなちゃんが一層気になる存在になって・・・。
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そこで、秋ツアーの名古屋公演に行こうかと思ったんです。なんと、その日は、れいなちゃんの誕生日公演というオマケ付きで・・・。
しかし・・・その日は、私にとって、もっと大事な公演がありました。
Berryz工房ゲキハロ公演最終日だったんです。
迷わず選んだ、感動的な最終公演に行って良かったです。
・・・というわけで、娘。コン参戦ならず・・。
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そして、この春のツアーの「シングル大全集!!」は、
最近のアルバム曲は知らないけどシングル曲なら全部知っている私にとって、
願ってもない構成だったので、参戦したいと思っていたんですが、
名古屋公演の日が、私にとってもっと大事な公演である「Berryz仮面 vs キューティーレンジャー」初日公演の当日&前日だったので、
断念しました。(他の場所へ遠征してまで参戦するほどの熱意はないですから・・・)
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だから、DVD化されたら、ぜひ、この「シングル大全集!!」を見てみたいと思っていたので、
amazonで予約・購入して、早速、この週末に見たというわけです。
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DVD鑑賞とはいえ、モーニング娘。の単独ライブを見るのは4年ぶり。
当時とメンバーも雰囲気も変わった中、どんなふうになっているのだろうか、
また、全シングル曲が披露されるというので、どんな出来になっているのだろうか、
とても楽しみにして、期待して、見ました。
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結論から言うと・・・、
期待以上でした。
何より、2時間弱という時間があっという間に過ぎるほど、楽しかった・・・これが1番です。
そして、モーニング娘。がライブで発揮するパワーというのは、さすがだなあと思いました。
特に、5期6期の5人のメンバーのパフォーマンスは、そのキャリアだけのことはあると思わせる、素晴らしいもので、
Berryz工房℃-uteも、まだ、かなわないなあと思いました。
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確かに、以前と比べて、CD売上や集客力が落ちているという現実はあるし、
4期までのメンバーが個性豊かな濃いキャラクターを持っていたのと比べると、足りないという指摘は、そのとおりなんだけど、
それは、過去と比較するから・・・なんですよね。
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このDVDを見てて、
自分がリアルタイムで見てきた、初期メンバーから4期メンバーのいた時代の娘。と、比べて見るということが、全然なかったんです。
それぞれの曲に対する思い出は、たくさんあります。
「この曲が出た時は、○○してたなあ・・・」とか、「この曲は、××の公演で初めて見たんだよなあ」とかの思い出が・・・。
でも、その懐かしい曲を歌っている、今の娘。メンバーを、過去のメンバーと対比して、見たりはしませんでした。
特に、5期加入以前の曲は、全く別のグループがカバーして歌っているのと同じですから・・・。
1つ例をあげると・・・
道重さゆみちゃんが「ふるさと」をソロで歌ってますが、
歌唱力があまりない彼女が情感たっぷりに歌うのを聞いて、
オリジナルの安倍版「ふるさと」とは違った感慨を受けました。
歌というのは、技術でなく心なんだなあと、しみじみ思いました。
それが、道重版「ふるさと」の魅力であり、オリジナルと比較して、どうこう言うのは、全く意味がない話です。
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今の娘。メンバーが、先輩から受け継いだ曲を、自分たちなりに歌う・・・決して先輩のモノマネでなく、自分たちのカラーで歌う。
それをシングル曲全曲に対してやってみせたのが、この「シングル大全集!!」なのかなあと思いました。
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まあ、私が、こういうふうに考えられるようになったのは、
4年もの間、モーニング娘。ファンを離れて、過去をリセットすることができたからだと思うんです。
4年という時間が経ったおかげで、
「過去の娘。は過去の娘。 今の娘。は今の娘。 名前は同じでも別物」という視点で、見ることができるようになったと思います。
ずっとファンを続けていたら、どうしても過去を引きずってしまったと思います。
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というわけで、
今回のDVD鑑賞で、今のモーニング娘。の魅力を大いに感じることができました。
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今後のモーニング娘。の活躍に期待します。
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