Berryz工房の進化に終わりはないと実感しました・・・「Berryz工房コンサートツアー2009春〜そのすべての愛に〜」初日・座間公演に参戦しました・(ネタバレあり)・・・

2009年2月28日、
ハーモニーホール座間で行われた、
Berryz工房コンサートツアー2009春〜そのすべての愛に〜
初日公演に行ってきました。

ハーモニーホール座間・・・佐紀ちゃんのホームタウンの座間、静かな場所で、席とステージが近くてコンパクトにまとまったキレイなホール、
これ以上の所はない・・・というホールに、2年前のBerryz宮殿初日・2日目公演以来、やって来ました。

初日は夜公演だけなので、午前中はゆっくりして、午後に出発。名古屋から新幹線で新横浜経由で相武台前へ。
相武台前駅から歩いて(バスがちょうどいい時間になかったので・・)15分ほど、17時10分ころ会場に到着。
連番で超良席を引き当ててくれた、きのっぴさんからチケットを受け取り、入場。
グッズ売り場に向かうと、あっさり売り場ゾーンに入れて、2人待ちで、買えました・・・所要時間10分ほど。
2年前にこの会場に来た時も、初日公演だったけど、1時間前の開場時間からグッズ列が2階まで並んでいたのに・・・
去年のベリコレ初日八王子公演と同じく、初日初公演前から、グッズ売り場が閑散とする有様・・・
なんか・・・あっさり買えるのはありがたいけど、さびしいね・・・。

さっそく、買ったばかりの、佐紀ちゃんソロTシャツ&リストバンドを着用。
去年春のバトルツアー以来の黄色ですね・・・まあ、佐紀ちゃんが黄色好きだから良いんだけど、ツアーのたびに色が変わるのは、どうなんでしょうかね。

朝方は体調不良だったけど、新幹線の中で駅弁を食べて1時間ほど寝たら、パワー回復。
おかげで、開演前には、何とか行けそうな状態になりました。
なんといっても、席が・・・1階C列(A列が使われてないので2列目)、中央ブロック左寄りの佐紀ちゃんポジションですから、
これで頑張れないと悲しいですからね。

私の左の連番さんも佐紀ちゃん推し、右に3つ離れた席には黄色の佐紀ちゃんTシャツを着てる人が2人、その前の最前列にも佐紀ちゃんTシャツ着てる人・・
という、佐紀ちゃん推しシフトが最前ブロックにできていて、何とも心強い限りです。


18時開演時間を5分ほど過ぎて、開演。
ステージの両端からメンバーが登場して、開始。

いきなり新曲「抱きしめて 抱きしめて」で驚きました。
ダンスが難しいので、振りマネできるようになるには時間がかかりそう。

最初のMCで、雅ちゃんの「ミヤビーム」登場。矢口さんのセクシービームに対抗できるようになるでしょうか・・・。

「愛のスキスキ指数 上昇中」そして「サヨナラ 激しき恋」
これはBerryz宮殿ツアーを思い出しますね。

「HAPPY!Stand Up」・・これはベリコレツアーとか去年のゲキハロを思い出します。
衣装が宇宙服で水鉄砲のような銃を持って・・という、なかなか面白い格好です。
ただ、どうしても動きが制約されちゃうんですね・・・あの曲のダンスの迫力が減殺されてしまうのが残念。

ここまで激しい曲が続いてきて、
次は・・・
メンバーが1列になって静かにして・・・佐紀ちゃんが小さなハーモニカのようなものを吹いて音を出して、音程を合わせている感じ・・・
「あっ、これは・・・」って思ったら、やはり
アカペラですよ・・・「ギャグ100回分愛してください」なんですが、聞き惚れてしまいました。
メンバーも初めての挑戦だったので、かなりドキドキしたみたいなんですが、
素晴らしかったですね。
Berryz工房は本格的な歌手だ・・ということを示せた瞬間でした。

私がモーニング娘。ファンだったころ、中澤さんが在籍していた時の、あるツアーで「真夏の光線」の冒頭部分をアカペラで歌ったことがあって、
それが結構印象に残ってるんですね。 本格的な歌手らくしてかっこいいなあという思いで・・・。
Berryz工房もアカペラで1曲歌うなんてことができるようになったんだなあ・・・って感無量でした。
ベリコレツアーで、結構大人の雰囲気の曲を歌うようになって、Berryz工房の歌手としての進化は行き着く所まで行ったように思ってたんですが、
それは大きな間違いでした。
Berryz工房はまだまだ歌手として大きく進化していくんです。
桃子ちゃんが「全員で息を合わせないといけないから、今まで以上に団結が強まった」と言っていたのは、
さらなる進化を予感させるものです。

MADAYADE」「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」があって、
次はソロ&2人コンビのコーナー

最初は佐紀&雅で「サクラハラクサ」・・
7人いたステージからこの2人が残ったので「おおっ」って思ったんですが、
曲自体も桜満開・続桜満開ツアー以来で懐かしく、この2人のコンビはBerryz宮殿以来で懐かしく、
そして、曲&ダンスはカッコいい・・・ベリコレツアーの佐紀&桃子の「Ah Merry-go-round 」も良かったけど、カッコいい系はこの2人だなあ・・って思ってました。
まあ、その後に、ビックリ展開があったんですが・・・。

梨沙子ちゃんソロは「さぼり」
この曲はベストアルバムにあったので、披露があるんじゃないかと思ってましたが、梨沙子ちゃんソロは意外でした。
ベリコレツアーの梨沙子ちゃんソロ「REAL LOVE」がめちゃくちゃ大人梨沙子だったじゃないですか・・・歌詞の内容も仕草や表情も全て・・・
それと極めて対照的でしたね。
歌詞自体がそうだし、歌っている仕草や表情も、等身大の中学生の梨沙子ちゃんでしたね。
どちらが良いとか、そういうことではないですけど、大人の顔も持つし、子供の顔も持つ・・・ということですね。

千奈美茉麻「女子バスケット部〜朝練あった日の髪型〜」と桃子&友理奈「あいたいけど・・・」は、
それぞれ歌わない方(例えば桃子&友理奈コンビが歌ってる時は千奈美茉麻コンビ)がバックで踊る構成で、なかなか新鮮でした。
桃子&友理奈コンビ・・Berryz工房の最大身長と最小身長のコンビ・・の凸凹ぶりが、なんともいい味出してました。

「さぼり」とか「女子バスケット部」とか聞くと、にょきにょきチャンピオンツアーを思い出しますね。

MCで、茉麻ちゃんが司会のコーナー、
佐紀ちゃんと桃子ちゃんが、カバンの中の見られたくない秘密を話す・・ということで、
佐紀ちゃんは、一言日記を書くスケジュール帳は見られなくない・・・例えば、最近、期末テストがあったけど、テストに対するグチ(どうしてテストがあるの・・)を書いてる・・
桃子ちゃんは、ノリタマをカバンの中に入れてる・・・カバンの中の、他のはピンクのかわいい感じなのに、緑のノリタマが入ってるのは見られたくない・・

ベストアルバムの新曲「男の子」の初披露・・・まあ歌もダンスもいい感じじゃないでしょうか。

さて、この後が私にとってビックリ展開だったんですが・・・

寸劇があって、
友理奈千奈美が運動部のタツヤ君にぞっこんで応援している2人、そして梨沙子タツヤ君の幼なじみのマネージャー
梨沙子ちゃんが持ってるノートに恋心でも書いてあるんじゃないかと冷やかされて、2人が去った後に「見られなくて良かった、実は・・・」という展開に・・
で・・その最後の場面の時に、ステージ左手方向から桃子ちゃんが登場して歌のスタンバイしてるんです。
そして、後ろのスクリーンにそのノートの中が映し出されて
「ただ普通の恋をしただけ・・・」
で、桃子ちゃんも、そのセリフを話し出して・・・
・・・って、これは「Ah Merry-go-round 」じゃないですか・・・
「えっ、ソロ&2人コンビのコーナーは全員歌い終わったから、終わりじゃないの?
えっ、Ah Merry-go-roundを歌うの?歌うの?・・・ホントに?」・・・という感じで、
桃子ちゃんがセリフを話している間に、ちょっとうれしいパニック状態(?)みたいになってたら、
しっかり佐紀ちゃんも右手の方から登場したじゃないですか・・・。あっ、これはホントに歌うんだ・・・。
これは想定外でビックリ展開でした。
ソロや2人や3人での歌は、それが載ってるアルバムが出た直後のツアーで披露されたら、その後のツアーでの披露はないというのが、これまでのパターンだったから、
Ah Merry-go-roundもベリコレツアーが最初で最後の披露だと思ってた・・・
だから、最終富士公演の時に「ああ、この曲を生で聞く機会はもうないんだなあ」って、しみじみ感慨にふけっていたんです。
それが・・・まさかの今ツアーでの披露・・・本当にうれしかったです。
まあ、フルバージョンじゃなくて、短縮バージョンなんですけどね・・・それでも、この曲を聞くためにベリコレツアーに行っていたというくらい、大好きな曲だったので、うれしかったです。
何度聞いても
佐紀&桃子「Ah Merry-go-round」は名曲です。

MADAYADE」新曲イベントで披露された「フラれパターン」
ジンギスカン」「ハピネス 〜幸福歓迎!〜 」の定番曲の後、
友情 純情 oh 青春

友情 純情 oh 青春」はラスト曲のイメージがあったんです。
というか・・・この曲は体力を消耗するので、この後があると体力がもたない・・・。
だけど、「ラスト」って言ってないし、最終盤のあおりのMCもまだないし・・・。

で・・・「友情 純情 oh 青春」で体力を使い切った後に
あおりのMC・・・
そして
行け 行け モンキーダンス
ラストの「CLAP!」
・・・いやーこれは体力もたないね。

アンコール
Berryz行くべぇ〜」がコールされる中、なかなかメンバーが出てこない。
「どうした?また梨沙子ちゃんがダウンしたか?」と思っているうちに(Berryz宮殿大阪公演の例があるので・・)、
ようやく暗転してメンバー登場・・・
で・・・ビックリです。
みんな、お姫様衣装というか、手にバラをつけてるから、「ベルバラかよ」というような豪勢な衣装で登場です。
こんな衣装に着替えてるんなら、時間かかるよ・・・アンコールで1番豪勢な衣装とは、どんだけぇ〜・・って思いましたが、
でも、こんな衣装だと動き回るのは無理だから、アンコール限定というのも無理からぬところでしょうか。

で、歌ったのが「あなたなしでは生きてゆけない 」だから、これは感動ものでした。
桜満開・続桜満開ツアー以来ですね。
3日後の3月3日が、5年前に「あなたなしでは生きてゆけない」を発売した日です。デビュー5周年になるわけです。
それに合わせたってことでしょうか。
すっかり大人になったメンバーが、これ以上ないような豪勢な衣装を着て、デビュー曲を歌う・・・素晴らしい5周年ですね。
この曲を聞きながら思ったのは、「あなたなしでは生きてゆけない」ってホントに素晴らしい曲だなあってことです。
5年経って、大人になったBerryz工房が歌っても、全然違和感がないんです。
例えばセカンドシングルの「ファイティングポーズはダテじゃない」とかだど、今の年齢になって歌うのは、少し気恥ずかしい気がするんじゃないかと思うんでですよ。
でも、「あなたなしでは生きてゆけない」だったら、何年経っても、何歳になっても、堂々と歌い続けられる・・・
これをデビュー曲にした、つんく♂プロデューサーの先見性を、今さらながら、すごいなあって感心します。

最後の曲は「そのすべての愛に」
佐紀ちゃんが「ツアータイトルにもなっている、そのすべての愛に」って言った時、
「あれっ、そんな曲あったっけ?」って思ったんですが、「抱きしめて 抱きしめて」のカップリングだったんですね・・・知らなかった・・・。
初めて聞く曲ですが、始め、1人1人ソロで歌い継いでいく曲で、なかなか良い感じでした。

1時間40分の公演も終わってみれば、あっという間でした。
まあ、体力的に、途中へばりかけた感じもありましたが、何とか最後まで飛ばしていけました。
Berryz最高!」コールが心地よく聞こえました。

やはり、2列目の席は良かったですね。
この会場は、席とステージが近いので、
数メートル先に佐紀ちゃんが来るんですよね。
サクラハラクサ」で真正面で歌ったり、「HAPPY!Stand Up」で銃を構えるポーズで佐紀ちゃん銃口が真正面だったり、
1列に並んでのMCでも割と近い所だったり・・・
その他の時でも、すぐ近くで佐紀ちゃんを見ることできて、
こういう表現は不穏当かもしれないけど・・・、
生々しい佐紀ちゃんを間近で見ることができて、とても楽しかったです。
あと・・・近い席だとどうしても確認してしまうのが、佐紀ちゃんのヒザ・・・今回はテーピングもなく、きれいなヒザでした。

まだ初日が終わったばかりですが、とりあえずの感想を・・・。

今回のツアーは、「オリジナルアルバムを出してその曲を披露」というツアーではないため、
アルバムで言うと、セカンド、4th、5th、
ツアーで言うと、にょきにょきチャンピオン、桜満開・続桜満開Berryz宮殿、ベリコレ
の、それぞれ、良いとこを取ってきた、
そんな感じを受けました。
で、そこで思うのは、「Berryz工房に歴史あり」ってことです。
デビュー5周年、今の7人体制になって3年半(つまり私がファンになって3年半でもあります)・・・セカンドアルバム・にょきにょきチャンピオンツアーから、5thアルバム・ベリコレツアーまで、
Berryz工房として歴史を積み重ねてきました。
過去の曲を聞くと、そういう歴史を思い出すんですよね。
そして、そうやって積み重ねを続けてきた成果が、今回のアカペラ披露のような形をとって現れ、さらに進化し続ける・・・そういう印象を受けました。

まさに、「Berryz工房の前にBerryz工房なし、Berryz工房の後にBerryz工房なし」
こういうグループは、他にはない、唯一無二の存在だと思います。
今後も大いに進歩していってほしいと思います。